2025/5/24 MAD HOPE 備忘録

※この投稿は、現在(2025/5/27時点)開催中の「Gen Hoshino presents MAD HOPE」のセットリストや演出のネタバレを大いに含みます。

 新アルバムをひっさげて、満を持してのライブツアー。
 「Gen Hoshino presents MAD HOPE」北海道は札幌公演に参戦してきました。
 公式でも繰り返し言われていたとおり、アルバムリリースは前回のPOP VIRUSから実に6年半ぶり。久しぶりにその姿をこの目で見られるというだけで期待も高まるというものです。

 前置きはそこそこにして、以下曲順に沿って、つらつらと感想のようなものを書いていきたいと思います。ろくな推敲はしていないため、読みづらい箇所もあるかもしれませんがご容赦ください。

 ちなみに今はセットリストのプレイリスト作って、片方だけのワイヤレスイヤホンで聞きながら書いています。
 なぜ片方だけなのかというと、自宅にもう片方のイヤホンを忘れたために、今いる出先のこの場に片耳分しかないからです。こんな他愛無いことでも、今日を思い出す一端にはなるでしょう、たぶん。

 ところで書き始めていいところなのにお腹空いてきた。グッズで買ったたべっ子どうぶつ食べて良いかな。なんでライブグッズにたべっ子どうぶつがあるんですかね。

かわいい

開演 〜ボイスドラマ〜

 聞いた瞬間宮野真守。今日はネズミじゃなくてサルなんですね。あとこちらもわかるカッパの安元洋貴。失礼ながら、ヒト役種崎さんは最後にクレジット見るまでわかりませんでした……。私の種崎さんボイスはアーニャのイメージで固まっていたので、あんな凛とした声もされるのかと驚くばかりです。声優さんってすごい。

 繰り広げられるサル・カッパ・ヒトの寸劇、いや寸劇というには尺とってしっかりボイスドラマだったな。これはこのあとの公演中にもしばしば挟まります。

 アルバムリリース前後で散見される「人生は無意味」「音楽も無意味」という表現が、ここでも少しも隠すことなく展開されていました。そのうち出てくる「地獄」というワード。じゃあ一曲目はあれじゃん……!

 ヒトの「私たちが今いるここが、地獄なんだ」という言葉が響く。私は現実と書いて地獄と読み、その地獄できらめき生きる人間という文脈が好きです。けっして現実が地獄であれという意味ではないんですが。
 それはそれとして安元洋貴ボイスで「オレ地獄のことはちょっとマニアで詳しいからさ!」はもう鬼灯様なんだよな。ありがとう。オタクは吹き出して顔を覆いました。

1曲目「地獄でなぜ悪い」

 ということで一曲目はこれ! 初っ端からテンションぶち上げ。
 一曲目に「地獄でなぜ悪い」というと、YELLOW VOYAGEのときを思い出します。あのときはたしか、会場を船に例えた銀河万丈さんのナレーションで始まったのでした。
 上がるテンションの裏で、昨年の紅白のあれそれがよぎらなかったといえば嘘になります。実際、先のボイスドラマから地獄の単語が出てきたあたりから泣きそうにはなっていたのですけど。
 でも、そんなよけいなことも全て吹き飛ばして踊っていた。最高だ。

2曲目「SUN」

 上がったテンションそのまま黄色に染まるステージ。ウオオここでもう「SUN」やっちゃうんですか。
 アルバム「Gen」は結構”ザ・ポップス”な曲と音遊びのような曲の差があると思っていて、ライブ序盤は後者のイメージで来るのかなと勝手に身構えていました。
 サビあとのAhは客席も一緒に大合唱。歌える曲って、いい! ライブの醍醐味のひとつです。コロナ禍で難しかったときのことを思うと、会場全体からコーラスの声が聞こえることのなんと嬉しいことか。

3曲目「喜劇」

 開演の盛り上がりからちょっと落ち着いて。SPY×FAMILYアニメ一期のEDでおなじみです。好き。
 この「喜劇」とか「Why(光の跡)」とか、EDで聞いているときは映像のほうが先に印象に残りがちなんですが、しみじみ歌詞を読むと改めて良いな……となります。

4曲目「Ain’t Nobody No」

 個人的に「これやるんだ!?」となった。記憶が正しければEPのみでアルバム収録はなく、曲順的にもそんなに目立つ位置ではなかったような。ゆったりとして心地いい時間でした。

5曲目「POP VIRUS」

 前作アルバムの表題曲。好き!!!!! 聞けて嬉しい。
 ステージ演出が前回ライブツアーを彷彿とさせるものだったのも嬉しかった。ジャーン、という音に合わせて真っ白な照明がカッと光るのです。
 と、時の流れに思いを馳せていたら、不意に切り替わるモニターの映像。映し出されるオードリー若林。軽妙に紡がれ始めるラップ。マジかよ。起きた出来事を理解した瞬間客席から歓声が上がっていました。そのちょっとあとの「モニターからライブをジャック」のリリックでは笑いが起きていた。
 さすがに一発でリリック全て記憶することはできていないんですが「ラストマイルの志摩」「LIGHTHOUSE」とかも聞こえて、源さんと若林さん、お二人の時間がつまった言葉だったのだろうな。のちのMCで、今回のライブのために書き下ろしてもらったと仰っていました。数日前に放送されたあちこちオードリーの星野源ゲスト回を見ていて良かったと思った。サプライズも相まって大盛り上がりでした。

6曲目「Eden」

 最新アルバムからの一曲。実はこの曲をやるまで「Gen」の収録曲ひとつもやってなかったんですよね。
 曲名を告げ、一度暗転してからステージのライトが灯り、思わず、わぁと感嘆が客席から漏れ出ていました。たくさんの白と青のライトがミラーボールに反射し、小さな光の数々が背後にきらめく、まるで満点の星空のような光景。エデンという曲名にぴったりな、幻想的なステージでした。

7曲目「不思議」

 続けてこちらも最新アルバムから。リリース自体は「創造」と同時期だったので結構時間は経っています。
 リリース直後に聞いたときはなんと言いますか、聞き慣れた源さんの曲とは一風変わった曲だなと、素人目に感じた記憶があります。ただ「Gen」の収録曲を並べて聞いてみたら全然そんな印象はなくて、むしろ慣れ親しんだ側にいる曲に感じるから不思議。

8曲目「夢の外へ」

 不動の人気曲。会場も大歓喜! ゆったりムードから一気に軽やかになりました。やっぱり長年親しんだ曲が来ると嬉しいんだ。
 何気なく聞いていた「意味の外へ」という歌詞を、何を思いながら歌っているのだろう。なんでもいいか。意味などなくても楽しいのだから。

9曲目「恋」

 ウオオオ「恋」来たウオオオオオ。黄色に染まるステージにテンション上がらないわけにはいかない。
 ちなみに私は逃げ恥をリアルタイムで見ていましたが、当時から踊れませんでした。ことあるごとに”踊る”概念が好きって言ってるのに。当人が踊れるかは別問題なんだ……。それでもなんとなく覚えてはいるもので、サビの少しだけはちょっと踊りました。
 そして2番終わって間奏入ったら源さんも踊ってる〜! 今回はダンサーさんはいないステージでしたが、久しぶりに源さんの恋ダンスを見れて嬉しかったです。
 会場一体となって大盛り上がりでした。一人を超えてゆけ!

幕間 ~応援VTR①~

 バナナマンのお二人によるお祝いメッセージ。星野源のライブには友人知人芸能人からの応援映像が挟まるのがだいたい定番になっています。観客が椅子に座って休める時間ともいう。
 かつて星野源も在籍していた(という設定の)赤えんぴつのコントでした。楽しかった。

10曲目「ひらめき」

 会場中央の島ステージに移り、弾き語りパートのはじまり。
 席配置の都合で、島ステージにいるとほぼ姿が見えなかったのは少し残念でした。直接は見れないので、天井に映った影を見ていた。モニター見れば見えたというのはそうなんですが、あの影もまたここにいるという証だよなあとぼんやり思っていました。

11曲目「暗闇」

「Gen」より。ライブ中は意識していませんでしたが、この時点でもう10曲以上やってたんだ……?
 島ステージに来ているということはライブもそろそろ折り返しのはずです。でも全然そんな気しない。

12曲目「くせのうた」

 曲前の語りの
「ここにいる人の中には、自分のくせが嫌い、自分のことが嫌いという人もいるだろうけど、僕はあなたが嫌いなそのくせが、多分好きです」
という言葉が、記憶に残っています。いや、言葉は正確に記憶できてないとは思うんですが、そんな意図のことをおっしゃっていたはずです。そのまま暗転、そして始まる「くせのうた」。
 ちなみに曲が終わって正面ステージに戻るときの移動手段は自転車でした。自転車!? そのパターンは初めて見ました。セグウェイじゃないんだ……今回花道なかったからかな。

幕間 ~応援VTR②~

 赤えんぴつ再び。
 始まるヒーとん(日村さん)のギター。歌い出すおーちゃん(設楽さん)。すいませんバナナマンのコントに詳しくなくて、赤えんぴつがバナナマンの定番コントだということも今これ書きながら調べて初めて知ったくらいでして。
 いや設楽さん歌うっま。さらっと日村さん弾き語りしてらっしゃる? そしてストレートにいい歌なおげん作詞作曲の「色えんぴつ」。でもこれ多分販売も配信もされないんだよな。なんで??? 楽しいコントに素敵な歌でした。

13曲目「Sayonara」

 正面ステージに戻り、ずっしりとした音から始まる「Sayonara」。歌い出しのメロディーラインも低音だし、照明は控えめに、暗がりに赤色という重々しさでした。曲の長さに対して歌詞も少なめで、アウトロに聞き入りながら暗転。
 このあとはどうなるんだろうと思っていたら、暗闇から切り替わって照明に照らされた源さんの、能面のような表情で少しだけ笑った顔がモニターに映る。「今から無意味に面白いことやるぜ」と言っているようなその顔が、記憶に焼き付いています。

14曲目「MAD HOPE」

 ここでツアー表題曲。バチバチにかっこいい音の嵐。赤と白の照明もギラギラと容赦なく点滅し、ただただ聞けと言わんばかりの圧。そしてサックスソロがかっこいい……!
 途中から源さんもギター構えてバンマス長岡さんと二人でセッション始まったのもめちゃくちゃかっこよかった。会場のボルテージも天井知らずです。
「Gen」に収録された「MAD HOPE」について、純粋に音を楽しむような曲で、最近の源さんの「音楽に意味などない」を表すかのような曲だと私は思っています。日本語部分は特に単語並べたような歌詞で、それに対して意味を考えるよりも、掻き鳴らされる音にノろうぜ、みたいな。だからこそ今回のツアータイトルにもなっているのかなと。
 とにかくかっこよかった。聞いてください「MAD HOPE」。

15曲目「Star」

 ANNとかで事前にやるよ〜と告知されていた曲。コーレス「好きを源に」叫んだぞ!
 曲調はポップス然としているけれど、端々に生と死の気配があります。これは「Star」に限らず「Gen」全体に対しての印象かもしれない。あと青空の下じゃなくて、夜とか朝方とかの、静かに波が揺れる海と潮風のイメージ。

16曲目「2」

 モニター越しゲスト再び。ヨンジさんこんな方だったんですね。お美しい方だ……。
 源さんとヨンジさんでモニター並んで移ったとき、一緒に踊ってるみたいになっていた二人が可愛かったです。「2」はラップのかっこよさもあり、歌詞はまっすぐラブソングって感じで可愛さもありで聞いてて楽しい。

幕間 ~ボイスドラマ~

 会場が暗転し、モニターに映し出される字幕。聞こえてくるのび太とドラえもんの声。
 えっ「ドラえもん」やるの? 今日!? このツアーで!?!?  う、嬉しい。そのうちボイスドラマにはしずかちゃんにスネ夫とジャイアンも加わり、いつものやりとりを繰り広げていました。なんて豪華な。
 どうやらライブ会場に彼らもいるらしく、源さんからのお手紙を読んでいたんですが「君たちの会話は筒抜けで、お客さんは今固唾を飲んで見守っています」は笑うでしょ。そうだよ。
 曲の前振りをお願いされて、僕が言うのもな……と照れていたドラちゃんが可愛かったです。そして気合い入れて言うぞ! で声出したのに、まさかここの流れで「もっと声出せるよね?」されるとは思わなかった。じゃあもっと声張り上げて叫ばせてもらいますとも。

「たすけて、ドラえも~~~ん!」

17曲目「ドラえもん」

 たーのしい。やっぱ楽しいよこの曲。
 全体的に水色の照明だったのですけど、節目節目で赤とか黄色が入ってドラえもんぽくなっていたのが素敵。サビの「ドドドドドドドドドドラえもん」はみんなで歌いました。

18曲目「創造」

「ドラえもん」の興奮が冷めやらぬなか始まるMC。
 この曲大変なんだよね、という源さん。何がくるのかそわそわしてたら、前半はお休みだから遊んでて、と言われてモニターに映った弦楽器の皆さんが手にしているのは任天堂のゲーム機。う、ウワーーーーッッッッ!!!!
 一人だけゲームボーイがいる、と言われたそれが、自分が持ってた赤色と同じで嬉しくなりました。溜めて、溜めて、そして告げられる曲名。アルバム収録の新バージョンイントロで始まる「創造」。

 もう、好き。GC起動音に合わせて紫のライトで縁取られるMAD HOPEの文字。照明はマリオカラーになったり、ルイージカラーになったり、初代カセットの黄色になったり、虹色のゲーミングカラーになったり、ずっと楽しかった。私は演出の中でも、ライト一つ一つが違う色になって、虹色のぐちゃぐちゃになる演出で一番興奮します。それを大好きな「創造」でこの日初めて見れたものだから、もうその喜びも推して知るべしです。
 前半はお休みと言われていたストリングスのみなさまは、休憩中しっかりゲーム機に向かっていました。あと斜め前に立っていた客席のお姉さんが「直接」に合わせてあのポーズをしていて嬉しくなり、ラスサビでは自分でもやりました。
 マリオのコイン効果音のとき、背後のMAD HOPEのH右部分とO上以外とPで”1UP”になってました、よね……!?

19曲目「Week End」

 うわあああああああ!!!!! 「創造」で上がりきったところにこれはヤバいって。
 私が初めて源さんのライブに参戦したのはYELLOW VOYAGEなので、そのときの思い入れや記憶が強くなりがちなんですが、この「Week End」もそのときの「踊ろう」という呼びかけとともに記憶に残っています。”ライブで踊る曲といえば”で真っ先に浮かぶ一曲です。
 これまでの客席は、腕上げてノる人はいなくはないけど大多数でもない、という感じ。しかしこのダンスナンバーは、自然に体が動き出す。おそらく一番客席がうねっていた時間でした。手拍子する人、両手を上げて振り踊る人、体全部揺らす人、思い思いの踊りでいっぱいです。
 曲最後のコーラスも大合唱。たしか5回くらい繰り返していたはずですが、繰り返すごとに上がる腕が増え、動きも大きくなっていくさまが本当に楽しかった。この17~19曲目がこの日一番テンション高かったと思います。銀テ砲もこの曲!

20曲目「Eureka」

 MCの源さんから最後です、の一言。最後……!?!? いやたしか「創造」の前にもあと3曲やったら終わりますって言ってたけど、こんなに楽しいのに……! ライブ、いつも儚い。どうして。
 なおアンコールはありますし、星野源のライブはアンコールありますと先に言われます。この日も言った。あの人話長いから帰してくれないかも……とも言ってた。でもそれはそれとしてここで一区切りではある。

 最後の一曲は「Eureka」でした。好きだ……。リリースされてから結構聞いて……いたはずなのだけど、みんなと歌えるという言葉に実はピンときていなかった。サビあとのパートになって初めて、ああここ声出せるんだ、と気づきました。
 最後は手を振りながら、しっとりと。ああ、終わってしまった。

幕間 ~ボイスドラマ~

 まあアンコールあるんだけどね! ちなみに約束されたアンコールでも手拍子はします!
 ここで再びヒト・サル・カッパのボイスドラマが挟まる。ニセ明の文字に湧き立つヒトとカッパ。「ニッセさ~~~~~ん!!」のテンション高過ぎんか? 特にヒトの涼しい声とのギャップがひどい(褒めています)。でもサルに突っ込まれたら急にスン、てなる落差よ。

21曲目(アンコール)「異世界混合大舞踏会 feat.ニセ」

 ニッセさ〜〜〜〜〜ん!! アンコール一発目がこの曲なのサイコ〜〜〜〜〜!!
 MV見たときからずっと好きな曲です。ニセver.なのでクセ強めでお送りされています。
 この曲でも虹色ライト演出あったんですけど、スポットライトのように独立して照らすのではなく、一直線に並んだライトがスモークを照らして7色のスクリーンのようになっていました。そういうのもできるんだ……!

ニセさん「日頃の恨みを込めて〜」
会場「うらめしや〜!」

楽しすぎ。「うらめしや」は声出しに合わせてお化けポーズで手揺らすんだなあ。

22曲目(アンコール)「Fake」

 アルバムVisual盤見てなくてごめ〜ん! 事前に買ってたのPoetryの方だったんですよね……届いてからやっぱりVisualも欲しいなと思って会場で買ったんですけど。
 存在だけは知っていた、雅マモル・上白石まね・ウソノ晴臣も参戦しての新曲です。何を言っているんだって? 何言ってるんだろうな。
 曲前に「Visual見てないとマジで意味わかんないよ」と言っていた通り、まあ意味わからん曲なんですけど、メンツがメンツで豪華。まねちゃんの声が大変素敵。
 サビのパケパケパンケパンケーキ……に合わせて観客の体も揺れ、謎にムーディな空間だった。Visual見てても意味わかんなかっただろうけど。

23曲目(アンコール)「Real」

 映像類なかなか見てなくてごめ〜ん!! なんならYoutubeでドキュメンタリー公開されてるのも今書いてて気がつきました。ごめん、普段はCDとか曲だけで満足してしまう人間です私は。
 思い思いにみんなが好きな甘いものを叫ぶの、東京ドームで好きな果物を叫んだときを思い出しました。
「Fake」もそうで、マジで意味わかんないんだけど曲自体は本当にいい曲なんですよ。アーティストも全員まぎれもなく一線級だしさあ!
 たしかこの曲の前のMCで、観客からニセさんに「かわいー!」って声があって、ニセさんも一瞬ご満悦そうにしてたんですけど、次の瞬間別方向から小さいお子さんの声がして、しばし沈黙したのち「ニセが受けた”かわいい”を一瞬で奪われた……?」と愕然していて爆笑必至でした。両方かわいかったです。

 ニセさんのステージはここでおわり。「Fake」と「Real」の配信、待ってます。

24曲目(アンコール)「Hello Song」

 曲前の、終わらなければいいのに、ではなく、この一瞬を忘れないで、という言葉が源さんなんだなあと思いながら、イントロが聞こえ始め「ああ本当におしまいなんだな」と受け止めた。
 別れの、そしてまだ見ぬ未来に向けた再会の約束の歌です。大好き。そうは言っても終わる寂しさは消せないので、泣きたくもなるのですけど。
 息が続く限りのばした最後の「笑顔で会いましょう」に、ずっと手を振っていたかった。いつかまた、会えますよう。

 と、いうことで、ライブ通しての書き連ねでした。
 記憶を遡りながら思い出し思い出し書いていたら、思ったより時間がかかってしまいました。終わらないかと思った。

 こういったイベントのために遠征するのは(おそらく)初めてだったのですが、その場所のローカルなネタがMCに入ってくるなど、普段行かない土地ならではがあって良いなと思いました。エスコン行けてよかったねえ……。
 合間合間で繰り返し「楽しい」と笑って言っていた姿が、このあとのツアー公演でも、その先にも、続きますように。楽しい、とても楽しいライブでした。

 私はこれからVisual盤のBlu-rayを見ようと思います。では。

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